ニュージーランド・モトゥエカの近所で見られるきれいな空たち

covid-19(新型コロナウィルス)で混乱中の世界。ソーシャルメディアでは皆の繋がりを確かめるように、いろんなリレー・バトン・〇〇つなぎが盛り上がっています。

りうかも友人からお気に入りの写真リレーが回ってきました。
ニュージーランドの景色にしようと決めたものの、それでもいい景色がありすぎて選びきれません。最終的にモトゥエカの近所で見られる景色に絞って何とか投稿しました。

今回はそれの投稿と同じもの・違うものを交えながら「空」に絞ってご紹介しようと思います。
複数あるものはギャラリーになっていますので、是非それぞれクリックしてご覧ください。

Table of Contents

夜明け

ニュージーランドに来て以来、日本にいた頃よりだいぶ早起きになりました。
とはいえやはり夜明け前から起き出すのはなかなかに大変です。だからこそ起きた時の空は、まるでご褒美のように美しいものが多い気がします。

ステートハイウェイを走っている時などにも綺麗な空をよく見られるのですが、中でも鮮やかに美しい4枚を選んでみました。
1枚目と2枚目はWaka Abel Tasmanの新しいWakaの進水式(夜明け前から始まります)に出席した時のものです。暗く星が光る中から夜明けの明かりに移る中での進水式とカイ(食べ物)のふるまい、そしてその暖かな色の中でのパドルは最高の経験でした。
3枚目はモトゥエカで見た2019年の初日の出です。ずっと曇りで山から顔を出した直後は見られなかったのですが、その後の光の強さはその年を祝福してくれているようで、とても嬉しかったです。
最後の4枚目は私のフラットとお隣さんのお家の隙間から見えた空。驚くようなピンクに暫く見とれてしまいました。

夜明けから朝に時間が移りゆく間、空も忙しくその表情を変えていきます。
鮮やかな赤~黄色の空が徐々に青にその席を譲っていく時間は、見ていても言葉を失う程です。

1枚目はSH(ステートハイウェイ)60からの空です。ロックダウン開始直前に、友人のヴィンヤードで収穫のお手伝いをしたときのものです。
2枚目は同様に朝、モトゥエカの町を移動していた時にグラデーションが美しくて撮った1枚です。
3枚目はカイテリテリからモトゥエカに戻る時に通る道で海側を臨んだ写真です。ここも満潮時にしか水がないので、この1枚はタイミングのよい貴重な1枚になりました。

ここはもう綺麗な青空一択でしょう。住んでいると雨空や曇りも美しいなと思いますが、やっぱり青空を見ると気持ちが澄んでいきますよね。

モトゥエカの港近くからネルソン側を臨んだ空です。

夕方~日暮れ

逢魔が時とも言われるこの時間は、気象条件によって本当にいろんな表情を見せてくれます。ここではまったく色の違う3枚を選んでみました。

1枚目はマプアで撮った空。車で家に戻っている時に空が余りにも美しすぎて、慌ててマプアに寄って小高い丘から何枚も写真を撮りました。この色の賑やかさはなかなか見られないなと思います。
2枚目はモトゥエカの港近くにあるインレット(入り江)のウォークウェイです。干潮時は水が無くなってしまうので、満潮の時間と日暮れが重なり、さらには風がなくて水面が滑らかになっているという三重の幸運に恵まれた瞬間でした。
3枚目は…モトゥエカの近所というタイトルからは少し外れてしまうのですが、色が綺麗でどうしても入れたくなりました。ネルソンの港近くのレストランでご飯を食べた後、店を出た瞬間の空です。

しっかりしたカメラを持っている訳ではないので、夜となるとなかなか一瞬を切り取るのが難しいのですが、それでもスマホの性能が向上したおかげで、綺麗な写真が撮れるようになってきました。

1枚目はモトゥエカの町のほぼど真ん中で撮ったものです。日没後に薄明かりが残っている空って綺麗ですよね。
2枚目は海から空を眺めたところ、初日の出の写真と同じかとても近い場所です。これも車で帰る時に月が美しくて、家に帰る前に海に寄って眺めた記憶があります。
そして3枚目はiPhone11になってナイトモードが搭載されたと聞いてチャレンジした夜空。実はモトゥエカの自分のフラットの庭で撮っています。スマホでここまで撮れるなら結構いいと思いませんか。

空を眺める時間

日本に住んでいる頃は、旅に出た時くらいしかじっくり空を見上げなかったなと思いました。きっときれいな空は見られていたと思うのですが、もしかしたらそれを愛でる心の余裕があまりなかったのかもしれません。

ニュージーランド、特に私の家の周りはほとんどが平屋、高くても2階建てなので空が驚く程に広いです。いきおい空を見上げる回数や時間が増えました。
今でも時折、空に見入ることがあります。写真フォルダには空の写真が増えていきます。

また今回と違う表情を見せる写真が溜まったら、折を見てご紹介しようと思います。